地下や半地下の部屋の最大のメリットは何と言ってもその賃料の安さにあるでしょう。1階に近いと考えられる店舗用の物件を事業主様が借りられる際や半地下のオフィス物件の場合には、必ずしも安いとは言えませんし、むしろ高いこともあります。

ただし、一般的に居住するマンションやアパートですと、地価や半地下のお部屋の家賃は低い傾向にありますね。

また、地下のお部屋ですと騒音も少ない可能性が高いですし、エレベーターを使わずに外にすぐに出られることも多いなどのメリットもあります。

高台に位置する物件の地下、半地下のお部屋ですと、意外にも景色も良かったりすることもあります。

地下室は地震に強いという声もありますね。

湿気に関してはデメリットと捉えられることもありますが。反対に湿度は安定していると言うことができ、夏場は涼しい傾向にあり、冬場は他の部屋よりも暖かい傾向にあるという、温暖差が少ないというメリットがありますね。

また、半地下の住戸は1階とのメゾネットになっていることもよくあるので、この場合は、他の住戸よりも広いと言うことも考えられますね。

地下・半地下の部屋にはメリットもしっかりとあるのです。地下だから一概に悪いというものではないのですね。

地下、半地下のデメリットはどのようなものがあるでしょうか。

一つは、やはり湿気がこもりやすい点でしょう。地下で、外気との通気が良くないと、どうしても湿気っぽくなってしまいます。それでも、そういったことも考えて設計がなされていることが多いですので、大きく心配する必要はないかもしれませんね。

最も大きいデメリットは、やはり低い土地で地下、半地下の部屋に居住するとなりますと、洪水などが万一発生した際には、地下、半地下の物件は弱いということですね、浸水しやすいと言えます。浸水しにくい構造になっているかどうかは確認したいですね。また、洪水が起こりやすい土地かどうかもチェックしたところです。オフィスや事務所が地下、半地下にある場合で、浸水によりPCや書類、商品が水浸しになってしまうと、その損失は大変な痛手となってしまうでしょう。さすがに、昨今のマンションでは排水設備もしっかりしていますので、恵比寿周辺では安全な物件ばかりですね。

日当たりの面もデメリットのひとつです。構造的によく日の当たる物件もありますが、やはり上層階よりは、日が当たりにくいと言えるでしょう。